自己治療が難しいパーソナリティ障害を治そう!

専門医に相談するメリット

女の人

本人も周りの人もつらい

現代はキレやすい人が多くなったといわれています。それにはいろいろな社会的要因が関わっています。環境ホルモンが増加したことなどもその一因であると考えられています。ただ、キレやすいとか物事に対する執着が尋常ではないといった性質が、ある程度を超えると病気として扱われます。そうした病気のひとつがパーソナリティ障害です。パーソナリティ障害はどこからどこまでといった明確な線引きの難しい病気です。同じ人でも、時と場合によって症状の程度が大きく変化するためです。そのため、実際にはパーソナリティ障害であると考えられる場合でも、性格のひとつの問題として処理されている事例もあります。パーソナリティ障害が問題となるのは、そのままでは患者自身も、家族や同僚などの周りの人々も非常に生きづらかったりやりづらかったりするという場合です。そのような場合には、無理をせず一度専門医に相談してみることが大切です。パーソナリティ障害の人は、自分が他人から受け入れられていないと感じている方が多いので、専門医に話を聞いてもらうだけでも心理的に大きな効果があります。

お互いの理解が深まる

精神面での症状というのは客観的に数値化することが難しく、それがパーソナリティ障害の場合にも、症状の理解やスムーズな治療を妨げる事例がありました。しかし、現在ではパーソナリティ障害に対する研究も数多く行われるようになっています。脳科学が進歩したため、脳内物質の数値的な特徴などからパーソナリティ障害を診断したり、治療方針を立てたりすることができるようになってきたのです。こうした進歩は患者にとっても周囲の人々にとっても朗報であるといえます。患者の側からすれば、自分が決して単なるわがままからこのように振る舞っているわけではないと周りの人に理解してもらいやすくなります。また周囲の人々にとっても、患者の言動に脳の神経伝達物質が影響している点が明らかになれば、患者に対して理解ある気持ちで接することができるようになります。このようなメリットがあるので、パーソナリティ障害が疑われるような場合には思いきって精神科や心療内科などの専門医を訪ねてみるのがよいと考えられます。

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